本松鍼灸整骨院 | 日記 | 施術の成果、O様の場合その１

昨年6月から肩関節の可動域訓練を頑張っていらっしゃる利用者様です。
一昨年に上腕骨近位端部（肩に近い二の腕の骨）を骨折され手術、入院、リハビリを経て、担当整形外科医様からは、「あんたの腕はもう一生、挙がらないよ。」と宣告されたとのこと・・・
　初診時の私の見立てでは、肩関節の他動的ROM（第3者がお手伝いをして関節を動かせる範囲）が外転（腕を真横に挙げる動作）約90度（ほぼ水平）、伸展（腕を前に挙げる動作）約120度（まっすぐ視線の高さくらい）可能であり、MMTが３（腕の重さを取り除けば関節運動が可能）でしたので、「本人のやる気（最もだいじなもの）さえあれば、筋トレで改善する」、でした。
画像は昨年の6月半ばに撮影したものです。
自動運動（第3者の助けを借りない）で、まぁ上体が左に傾いていて微妙ですが、このくらい（30度以下）でした。